サウナで汗をかいても体脂肪は減らず、痩せません!
昔からダイエットといえば、「とにかく汗をかく」と
勘違いしている人が多いのも事実です。
前にもお話ししたように、
< 人間の身体は60~70%が水分です!>
ですから、少しくらいの運動や、サウナ後は汗か沢山かきますので、
1~2キロくらい体重が軽くなる事も、珍しくありません。
まあ私も若い頃は、サウナ後は「おおー!2キロ痩せたー!」
と喜んでいたので、人の事は言えませんがw
しかし、幾らサウナで体重が5キロ落ちたとしても、
「体脂肪は全く減っていませんので」痩せたと喜ばないように。
これは大事な事ですよ。
昔からある、「サウナスーツを着て、サウナでストーブを炊きながら」
の減量も記憶にあるかもしれませんが、あれは、ボクサーなど、
既に落とす体脂肪もないのに、
「計量があるから、仕方なしに水分を抜いている」
だけの話しです。
ですから、計量が無事終われば、水分をしっかり取り、
栄養も蓄えたあとの体重は、5~7キロくらい増えているのも普通です。
私たちも、焼肉食べ放題などに行き、たらふく食べ、
最後にご飯やラーメンを食べた次の日は
2~3キロ増えている事もよくありあます。(私毎回ありますw)
ですが、これも体内に残っているものや、水分量の問題で、
2~3日も普通に生活していると、
いつもの体重、体脂肪に落ち着きます。
という訳で、「汗をかいたら脂肪が落ちる」と言うのは幻想ですので、
汗を無理やりかかないように。^^;
体脂肪は一向に減っていませんので。
勿論、運動やジョギングなどの、有酸素運動をした時にかく汗は
実際に身体を使っているので、脂肪も燃焼して少しは落ちていますよ。
しかし、そういった事実を知らない肥満者は、とにかく厚着をし、
無理やりにランニングなどをする傾向にありますが。。。
減量中は、「食物からの水分も減る」ので、脱水症状や、
熱中症になる前に、しっかり水分を摂って、健康被害を食い止めましょう。
体内から水分が減ってくると、血液濃度が高まり、血液が流れにくくなると、
ポンプの役割を果たす「心臓に負担」がかかります。
最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞などで死亡するケースもあります。
よく、
< 中高年が朝に亡くなるのはこの為です!>
睡眠中に水分を失い、血液濃度が濃い(ドロドロ)のまま、
朝からランニングなどをして、体に負担をかけ、
< 血管が詰まり、心臓が悲鳴をあげ、倒れるのです!>
私たちの身体には、必ず水分が必要ですから、
水分量だけの体重に一喜一憂することなく、
毎日こまめに水を飲むようにしてください。
頭痛や、けいれんを引き起こしたり、ほんと危険ですからね。汗