40歳からは、無理なダイエットは危険です!
40歳からは、無理なダイエットは危険です!
スクールでも、何度もお話ししておりますが、
糖質カットなどは危険なのです。
未だに、すぐ体重が早く落ち、結果が早いので、
「糖質カットダイエット」(炭水化物ダイエット)が人気ですが、
これもあくまで、一定期間で行なうか、
毎日の食事の中で、意識的に、少し減らすようにしないと、
< 今後の、後遺症の可能性は、否定できません。>
元々、「炭水化物ダイエット」は、アメリカの
「アトキンス博士」が考えたダイエットで、
「アトキンスダイエット」とも呼ばれますが、
一定の人間に、炭水化物摂取を控えさせ、ある程度の効果が出たのです。
しかしその後、同じように、
< 一定の人間に、大きな後遺症も出たのです。>
何度もお伝えしたように、欧米人と日本人では、
内臓の構造や、インスリンの分泌量も違いますので、
< 同じように真似をするのは、危険が伴います。>
また、最近では糖質を摂らなくても、新しく「ケトン体」という物質ができて、
エネルギーの供給を行うので問題ない、という一部の医者もいますが、
< こういった新しい事は、十数年経ってから結論が出るものなのです!>
何百年、何千年と、米から「でんぷん」をとり、
緩やかに血糖値が上昇し、エネルギーとして使ってきた日本人は、
そういった遺伝子も組み込まれています。
元々の、3大栄養素の一つですし、
すぐに結果が出るといったものに飛びつかない事が賢明です。
多くの肥満者は、すぐすぐの結果を求めて、
炭水化物ダイエットに走りたがりますが、
糖質を極端に減らす事は、私は反対です。
最終的には、筋肉を分解し、糖を作り出す「糖新生」も行われますから、
健康的に代謝をあげる目的が、結局は筋トレをしながら、
筋肉を減らす悪循環に陥ります。
そして、ある程度ダイエットが終われば、
また同じような食事に戻した時、今度は筋肉が減っているので、食事を戻せば、
< また体脂肪として蓄積されます。>
何より、糖質カットにより、合併症や、その他の
後遺症の方が怖いので、糖質のコントロールが必要です。
※詳しくは、「糖質制限 危険」「炭水化物ダイエット 危険」
で、検索してください。
勿論、摂取しすぎは、
体脂肪になるだけですので、取り過ぎは禁物です。
夜は代謝も悪く、寝るだけですので、抜いてもOKですが、
極端なカットは、身体を滅ぼします。
また、ケーキや砂糖などの甘い糖質は、血糖値を急激にあげます。
急上昇した血糖値は、大量のインスリン分泌で、今度は急降下します。
しかし今度は、低血糖になり、
< 脳は飢えと勘違いして、更に糖分を欲しがります。>
糖分は摂ればとるほど、「快楽ホルモン」が分泌され、
中毒のように、ますます甘いモノがほしくなります。
ですから、健康な減量には、ある程度の糖質が、必要になってくるのです。
また、筋肉発達にも、糖質は絶対必要ですので、
40歳以降は、糖質と上手に付き合っていかなければならないのです。