脂肪燃焼は「無酸素運動」→「有酸素運動」

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脂肪燃焼は「無酸素運動」→「有酸素運動」

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無酸素運動とは、短距離走や、筋トレに代表されるように、ある程度の短い時間、息を止めて、全身の力を使うような運動の事を言います。

簡単に言うと、酸素を必要としない運動の事です。

それに対して、有酸素運動とは、ジョギングやウォーキング、サイクリング、スイミングなど、しっかり酸素を、体に取り込みながら行う運動です。

有酸素運動は、開始直後から20分程は「糖質」をエネルギー源として多く使い、20分過ぎたあたりから、アドレナリンの分泌量が増え、「脂肪」をエネルギーとして使うので、脂肪燃焼に役立つと思い、多くの人が走っています。

では、この「無酸素運動」「有酸素運動」は、どちらの順番から行った方が、脂肪を、よりよく燃やす事ができるでしょうか?

正解は、筋トレ(無酸素運動)の後に、ウォーキングや、ジョギングのような、有酸素運動を行うのが正しい順番です。

まず、その理由として、筋トレは、負荷の高い運動を行いますので、先に、負荷の低い有酸素運動を行ってしまうと、その疲労から、筋トレ自体が困難になり、高いパフォーマンスが発揮できなくなります。

5~10分程度のウォーキングなどであれば、筋トレ前のウオーミングアップとして体を温め、筋トレを効率よく進める事ができますが、疲労を伴うほどの運動をしてしまうと、筋トレに悪影響を及ぼします。

疲労から集中力もかけ、ダンベルを持つ場合は、ケガをする恐れもありますので止めた方が賢明です。