意識的に副交感神経を優位に立たせる唯一の方法が「呼吸」
前回お伝えした「呼吸」についてですが、
「呼吸と健康」は、密接な関係があります。
全身を健康に保つには、身体にある60兆個の細胞に、
血液を通って、新鮮な酸素と栄養素を届けねばなりません。
その為にも、
< 自律神経のバランスを整える事 >
が、何よりも重要です。
最近では、
「腸内環境が、病気も寄せ付けない、免疫力の7割を決める」
とも言われますが、その大事な腸内環境も
< 自律神経に支配されているからです。>
「新鮮な血液」を、送り届ける為の血管ですが、
血管は、< 収縮と拡張を繰り返しながら>、全身に血液を届けています。
ですが、ストレスばかりで緊張状態が続き、
交感神経ばかりが優位に立つと、
「交感神経は、血管を収縮させる働きがある」
為、血管が収縮して狭くなり、
細胞一つ一つに、血液が届きにくくなるのです。
逆に副交感神経は、< 血管を拡張させる働き >がありますので、
このリラックス状態を作る「副交感神経」の働きを
活発にする必要があるのです。
ちなみに、交感神経の機能は、年齢を重ねても落ちないのに対し、
この副交感神経は、年齢とともに、機能がドンドン落ちて行くのです。(汗)
ですから、意識して副交感神経の働きを、高める必要があるのです。
さらにちなみに、この副交感神経の働きは男性は30歳、
女性は40歳がピークで、それを過ぎたあたりから、ドンドン機能が低下し、
血管は収縮する一方なのです。。。。
副交感神経は、血管にとっても重要ですが、
腸内環境においても、実は非常に重要な役割をもっています。
腸は血管とは逆で、副交感神経が優位に立つと、
< 収縮能率がアップし、栄養の吸収効率が高まります。>
腸内環境が悪いと、いくら体にとって良いモノを食べても、
殆ど吸収されないのです。
ですから、副交感神経を優位にすると、
< 血管が拡張して、新鮮な酸素と栄養素が行き届き、>
< なおかつ腸が収縮し、栄養吸収効率を高めますので >
良いこと尽くしなのです。^^
【注】もちろん、常に副交感神経ばかりが優位ですと、
全く体に緊張がない状態で、無気力になり
何もやる気も起きないので、それも問題ですw
まあ、現代人にはその心配はありませんが。^^;
そのストレスばかり抱え、常に、交感神経ばかりが優位に立ってる現代人にとって、
< 意識的に、副交感神経を優位に立たせる唯一の方法が「呼吸」なのです。>
もっと呼吸を大事にしましょう。^^
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